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沙耶の唄・感想

それは、世界を侵す恋。
「魔法少女まどか☆マギカ」「仮面ライダー鎧武」で有名な
あの虚淵玄氏が担当した名作エロゲー。
「沙耶の唄」を秋葉原で購入しプレイ。

いや面白かった!
実は私「文章をただ読み進める」ことが苦手で
途中で放置しちゃったエロゲが山ほどあるのよねw
そんな私が続きが気になり過ぎる!という一心で
徹夜で一気にコンプしてしまったのがこの沙耶唄。
まあ、単純に短いからってのもあるんだけど。

※以下ネタバレ&グロ文章注意













ぶっちゃけ、ストーリーの大筋は買う前から知ってた。
沙耶の正体とか、ラストどうなるとか。
でもそれを知ったからこそ買おうと思ったのよね
(「さよならを教えて」と同じパターン)。
名作というのは、事前ネタバレがあっても
十二分に楽しめるものだと再認識。

グロいグロいって評判を聞いてて、
そのグロさも買う一因になったんだけど(←鬱グロ好き)
正直そこまででもなかったかな。
さよ教・エルフェン・なるたるその他諸々で
かなり耐性はついちゃってたからね。
それでも開始直後の演出は、事前情報あってもかなりの衝撃。
ノイズのようなわけのわからない音声の羅列で喋る、
肉塊とも怪物ともつかない気持ち悪い生命体。
グズグズの腐肉が散りばめられた、ぶっ壊れた世界。
でも逆に、よくここまでグロく書き込んだな~と思って
テキスト消して食い入るように鑑賞してましたw
努力の方向性がおかしいぞニトロプラス。だがそれがいい。
あ、冷蔵庫の人肉だけはマジモンの超グロです。
肉とか手とか内臓とか、血が滴って美味しそうだね!
…とか思うわけねえだろ!w
マジでグラフィッカー頑張りすぎです。
どんな参考資料使ったんだか。

テキストの方は、なかなか頑張ってグロってたね。
まどマギが可愛く見えてくるレベルで。
「さっき…耳がとれちゃった…」
「殺したのは一人だけ。でも解体だけなら3~4人かな。
  かなり慣れたよ。腱を切ったり血抜きしたりとか」
「アハハッ、どうよ?!マイナス197度だよ!
  ねえ冷たい?熱い?!ざまぁないわねぇ?!!」
昨日まで仲良くご飯たべてたお父さんが、
いきなり奥さんと娘をグチャグチャに刺して殺すし。
あの幼女一番可哀想だと思うわ。博美ちゃんだっけ。
「パパ!ヤメデ!ヤベデェ!!」

ここまで読んで「何だただのリョナ向けキチガイゲーかよ」
と早合点したアナタ。違います。
純愛です。
号泣必至の純愛ゲーです。

「人間らしく生きる」ことを捨てても
沙耶と一緒にいたいと願う郁紀。
郁紀の幸せの為ならどんな事でもやり、
彼の前から去ることさえ厭わない沙耶。
全世界から理解されなくても、寄り添っていたいという二人。
二人の思い合う絆は、間違いなく愛と呼べるもの。
たとえ傍から見れば、肉塊の化物と抱き合う異常者だとしても。

「人殺しすぎてて感情移入できんわ…」と
郁紀と沙耶に批判的なプレイヤーもいるみたいだけど
私はぶっちゃけ、この二人にかなり共感できます。
沙耶の「自分を愛してくれる人なんか誰もいない」という
孤独と絶望は痛いほどわかる。
砂漠の中でたった一人、花を愛してくれる人に出会えた喜びも。
本当に脆くて可愛い、人間らしい女の子。グロ肉だけど。
郁紀の方には、また違った意味で共感できる。
私も毎日すれ違う人間のほとんどがゴミに見えて、
嫌悪感を抱きながら生きてるからね。

あるいは寝てる間に、沙耶たんが脳みそ弄ってくれたのかもね。
沙耶「のーみそくすぐっちゃうよ♪」

それとは別に、郁紀の親友・耕司もかなり好きになれた。
平和に生きてきた大学生が非日常に巻き込まれていき、
徐々に精神が毒されていく様はとてもリアル。
「戸尾耕司としての20年の人生を愛おしいと思うなら、
  こんな場所まで来てしまってはならなかったのだ」
だがどんなに日常を破壊され、錯乱寸前になろうとも
心のどこかで郁紀を親友と思っているのが好感度大。
「死ねよ!郁紀に近づくな!てめぇは何様なんだよ、あぁ?!」
と沙耶をメッタ打ちにする、耕司EDラストは一番泣けたかも。

また共感はできないけど、女医・涼子先生がカッコ良過ぎ。
そのショットガン改造技術はどこで学んだんだ。
斧でぶった斬られても最後の気力で、
沙耶にトドメを刺す所は惚れます。
あれは「手負いの郁紀は耕司でも倒せるから、先に沙耶を」
と即座に判断した結果なのか。
あるいは「沙耶の死を見れば、郁紀ももう戦えなくなる」
と察知したからなのか。

名場面が多いこのゲームで、一つ名台詞を選ぶなら郁紀の
「どうせ人生なんて旅みたいなもんだ。
  永遠に変わらない場所なんてない。時の流れを見送るか、
  自分自身が流れていくか、それだけの違いだよ」
人と全く違う生き方を選ばざるを得なかった郁紀。
相変わらず、私の人生とどうしても重ねてしまうw
郁紀と沙耶のように、どんな長く辛い旅になろうが、
信じた道を精一杯生き抜く。それが人生ってもんなんだろうね

あえて不満点をあげるとすれば
開花EDの、その後の世界描写が少なすぎる点か。
楽しそうに会話する(かつて人間だった)肉塊とか
もっと描いて欲しかった。
てかあの世界は、沙耶の開花で同族にされた元人間以外に
純粋な「沙耶と郁紀の子ども」もいるんだよな?
要は元人間でない、元々のグロ肉。
それはどういう生物として存在してるのか。郁紀視点だと、
見た目5歳くらいのロリ沙耶がウヨウヨいるように見えるわけ?
あと景観そのものは変化してないから、
今や多くの元人間にとって、キモく見える街並みなわけで。
これから皆で協力して不快感のない町並みに変えてくのかね。
郁紀が自室を、禍々しいペンキで塗りたくったように。
あとグロ肉沙耶の立ち絵は用意して欲しかった。
耕司や涼子先生視点の、沙耶の立ち絵ね。
え、心臓停止するプレイヤーが続出するって?

しかし全体的には本当に良い点ばかりが際立つ、
萌えて燃えて泣ける名作でした。虚淵玄は伊達じゃない。
ここまで手放しで誉められるエロゲは久々かも。
読む速度が遅い私でも8時間でコンプできたし、
サクッとできるのでマジオススメ。
これを機に、グロ耐性をつけてみるってのも
いいかもしれませんぜ?w
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