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鋼の錬金術師FA全話視聴感想

これまた相当遅くなってしまったけど、
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」を
全話視聴したのでその感想を。

原作を忠実に再現したFAだったけど、
やっぱりストーリーの完成度の高さは折り紙つき。
禁忌を犯した罪を背負い、
失ったものを取り戻すためにあがくエルリック兄弟。
その旅の中で出会う仲間達と、強大な敵の影。
そして直面する命の重さと軽さ、
人間というちっぽけな存在の無力さ。
何でもできると信じ、依存していた錬金術から脱却し
自分の足で前へ進むラスト。全てが過不足なく繋がり、
壮大な一大スペクタクルを形成していた。

何といっても、少年向けでこれだけ
「生と死」を真正面から扱ったことは評価に値する。
死んだ人間は二度と戻ってこない。
エドやイズミ師匠が大きな代価を払って人体練成をしても
できあがったのは人の形すらしてない異形の物体だけ。
また、人はしごく簡単に、あっけなく死ぬ。
一瞬にして賢者の石にされてしまったクセルクセス人。
殲滅戦で、まるで虫を殺すように
ゴミのように駆逐されていくイシュバール人。
だがそんな儚い命を持つ人間だからこそ、
一度きりの人生を必死に生きようとする。
隣の人と手を取り合い、支え合って生きようとする。
どんな致命傷を受けても死ななかったり
安易に死んだキャラが生き返ったりする話が溢れている昨今、
こういうアニメこそ子どもに見せるべきだと思うね。

一方で、少年向けアニメらしいカッコいいシーンや
盛り上がるバトルシーンも豊富。
「死ぬまで殺すだけだ」とラストを何度も焼き殺すマスタング、
捨て身の一撃で一度はエンヴィーを倒したマルコー、
ようやく見つけた親友の仇に
鬼のような形相で容赦ない連続攻撃を仕掛けるマスタング。
そしてお父様との総力戦は、
まさにラストバトルに相応しい死闘だった。
目が見えなくてもホークアイ中尉のサポートを受け
的確に炎を放つマスタング。
そこへイズミ師匠やアームストロング、
グリードらが怒涛の接近戦を仕掛ける。
そしてとどめは勿論、主人公の怒りの拳。
「こんなんどうやって倒すんだよ?!」というチートな敵を
仲間の結束で倒すっていう流れは、
王道で使い古されてるけどやっぱ熱いよね。
ラスボスとの決戦かくあるべし、という神燃展開だった。

名台詞の多さも、このアニメの特徴。
立って歩け、前へ進め。
あんたには立派な足がついてるじゃないか

俺達は悪魔でも、ましてや神でもない。人間なんだよ。
たった一人の女の子さえ助けてやれないちっぽけな人間なんだ

お前の手は、人を殺す手じゃない。人を生かす手だ
本当、心に響く台詞の応酬。
辛く重い過去を背負っていたり
確固たる信念を持ってたりする登場人物が多いから、
必然的にその発言にも、重みと説得力が出てくるんだよね。
あと序盤の登場でありながら妙に印象に残る決め台詞、
降りて来いよド三流!格の違いってやつを見せてやるよ」が
最後の最後でラスボスに向けて放たれたのはマジで震えたね。

登場人物の多さが半端無いこのアニメだが、
どのキャラも立ってるし、しっかりした役割があるので
空気だったり埋もれているキャラはほとんどいない。
こんだけの人数がいるにも関わらずキャラの名前を聞けば、
外見と特徴がパッと思い浮かぶのは奇跡に近い。
一番好きだったキャラは、やっぱりメイ・チャンかな。
マスコット的ポジションかと思いきや、実は強い強い。
遠隔練成という、メイちゃんだけの必殺技を持ってる上に
近接戦闘や回復もできるという万能っぷり。
やっぱ中華娘は、格闘技を使ってナンボだよね。
一方でアルにメロメロになるなど、
恋する女の子な一面があるのも可愛すぎる。
本当、後藤麻衣キャラに外れ無しだな。
最終回のあれは、やっぱアルと結婚したのかな?
まあラストで頭身が異様に上がってたのは正直ショックでしたw

ロリコン的には、ニーナやエリシアなんかも美味しく頂けたw
特にニーナたん程、不幸で報われない幼女キャラは見た事ない。
1期のニーナたん回がトラウマになった視聴者も多いらしい。
何であんな天使があんな目に…マジでタッカーは悪魔。
他にも幼馴染キャラの魅力を十二分に発揮したウィンリィ、
類稀なる射撃の腕とロイとの信頼関係が素敵なホークアイ、
カリスマ性抜群で、器のデカい理想の上司・オリヴィエも好き。

男キャラで一番好きなのは、やっぱマスタング。
ヒューズの復讐にいつまでも固執するところが、
人間らしくて共感が持てた。
てかこいつ、ほぼ一人でホムンクルス二体倒してるし
賢者の石使用者を除けば、作中最強キャラじゃ?
(プライドも「あなたの能力が一番厄介」と言ってる)
まあこのアニメ、敵も味方も魅力ある奴ばっかりで
嫌いなキャラって誰一人いないけどね。

前述のようにクライマックスは最高に盛り上がったけど、
個人的にはラスボス戦を63話までで終わらせて、
エピローグに丸々1話使ったことを高く評価したい。
やっぱ今までいろいろ辛い経験をしてきた登場人物達が
いかに幸せになったかっていうのを見たいからね。
その辺、荒川嬢はファン心理をよくわかってる。
序盤にしか登場してないニーナたんのことを、
エドとアルがずっと覚えててくれたのには泣いた。
あとエドのウィンリィに対する「等価交換だ!」っていう
無茶苦茶なプロポーズには吹いたw ムード無さ過ぎw
ただちょっと残念だったのは、マスタングが視力回復のため
賢者の石を使うことを迷いなく受け入れたこと。
エルリック兄弟は、あれだけ頑なに拒んでたのに…
つっても石にされた人はどうやっても元には戻れないわけで
エド達のように綺麗ごとを言って拒絶するよりも、
未来のために石の力を使った方が建設的だし、
石にされた人達も浮かばれるのかもしれんけどね。

誉めてばっかりだが、いくつか説明不足な点もあった。
まず、お父様が求めた「神の力」ってのが
結局何なのかよくわからんかった。
まあ何かすげーパワーアップするってのはわかるんだけど。
星の扉が開いたりする描写も抽象的で、
いまいちイメージができず。
あと、ブラッドレイの能力の「最強の眼」って何だったの?
スヴェンの「支配眼」みたいに、
周りの動きがすごく遅く見えるとかだろうか。
最後まで説明されず終いで、若干モヤモヤしたままだった。

まあでも全体的には毎回続きが気になり、
wktkしながら見られる、いいアニメだったと思う。
1期も1期で独自の解釈をして原作を膨らませた良作だったし
1期2期とも大成功ってすごい幸せなアニメだよなあ。
これも荒川弘嬢の神原作があってこそだけどね。
これだけ最後まで王道を描ききったマンガも久しぶり。

てか、劇場版製作ってマジかよ?!
何やるんだろ…もう敵残ってないし、オリジナル展開だよなあ。
どうせなら暇になった荒川嬢に、脚本書いてもらいたい。
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